医薬品の安定供給、日々の積み重ねが現場を強くする。愛知工場での取り組みと働き甲斐。

H.B. 生産・物流部門

2024/09/09     

医薬品の安定供給こそがやりがい。研究から工場生産の現場へ

前職は医薬品会社に勤務していたBさん。後発医薬品を中心とした工場で勤務し、医薬品を作る上で必要な検査機の導入から運用までを担当していました。
ブリストルマイヤーズスクイブに転職したのは、より主体的に動けて、自分の考えを仕事に反映できる環境に身を置きたいと思ったことがきっかけ。昔から好奇心が強く、興味を持ったことは何でも試してみたいと思うタイプだと語ります。

「この業界を志したきっかけは、幼少期に小児喘息を患っていたことです。治るきっかけが薬だったこともあり、自分自身もいつか患者さんに対して何か貢献できないかと考えていたら、医薬品を作る製薬会社に就職したいと思うようになりました。

大学時代は化学を専攻、大学院時代は薬剤耐性菌を研究し、医薬品の研究にも興味はありましたが、実現にかなり時間を要する世界だということも知りました。私はより患者さんに近い距離で貢献したいと考えて、製薬会社に就職することに決めました」。

さらに、中高時代に剣道部、大学時代には弓道部で活動したBさんは、チームで何かを成し遂げることに達成感を感じると話し、入社後は生産技術部門から工場生産の現場配属へと渡りました。

「製薬会社というと研究や開発のイメージが強いと思いますが、医薬品を製造する工場もしっかり稼働していないと薬が無くなり患者さんが困ってしまう。それは場合によっては命に関わることもあるので、医薬品の安定供給こそが、わたしにとって使命でありやりがい。どうすれば安定供給できるかを日々考え続けています」。

大切にしているのはチームの成長と、日々の小さな積み重ね

入社後は新しい機械の導入に携わり、新薬の製造に関わる仕事にも携わったと話すBさん。

「入社間も無く関わった機械導入の際、残念ながらトラブルもあり頭を抱えたこともありました。厳しい状況の中でも、『どうすればうまく稼働させることができるのか?』とチームのメンバーみんなで考えながら切磋琢磨したことは、とても記憶に残っています。

ブリストルマイヤーズスクイブに入社して感じたことは、すごく前向きな人が多いということ。あと、ちょっとでも体調が優れない時にも『大丈夫?』と声かけてくれたり、優しい方が多いことです。

工場にて現場の責任者として働いているBさんは、その人にあったコミュニケーションをとることを大切にしています。ともに現場で働く約20名のメンバーには、声をかける頻度や伝え方、アドバイスの仕方まで、話す相手によって伝わりやすいように心がけ、「小さな積み重ねを大切にしている」と語ります。

「常に効率を上げて取り組むことを意識していますが、一言で効率を上げるといっても工場の現場で反映していくのは想像以上に難しいと感じています。まずは目に見えることをやっていくことによって、それが本質的な業務なのかを見極めています。小さなことでも、毎日コツコツと積み重ねていけるかが、医薬品の安定供給の実現に繋がっていると思います」。

良い人材、働きやすい環境こそが業界発展へと繋がる

常に高品質な医薬品を提供していくことで、ブリストルマイヤーズスクイブないしは製薬業界全体のイメージアップを図り、良い人材の獲得に繋がり、より業界を発展させていきたいと話すBさん。

「とくにブリストルマイヤーズスクイブの強みは、色々な種類の医薬品を開発していること。さらには、社員の方が本当は温かく、熱意がある人が多いことです。例えば、トラブルなどがあっても、他部署の人とも連携してアドバイスをいただけるので、コミュニケーションがとりやすい環境が整っています。垣根を越えていろいろな部署と関わることで、自分たちのチームをもう一度見つめ直す機会にもつながり、より良いものを患者さんに届けたいという気持ちがより一層強まります」。

さらに、メリハリがある働き方や、ライフワークバランスへの協力も手厚いと話します。

「私の家族につい最近双子が生まれたのですが、育児休暇の取得についても上司は理解があり、快く受け入れてもらえて安心しました。日々の業務においても、私の意見を聞いて『まずはやってみたら?』と前向きに導いてくれるので、私が転職時に思っていた”主体的に働きたい”という想いが、今の働き方に反映されていると感じます」。

そんなBさんの今後の目標は、海外工場での勤務を経験すること。カルチャーの違いや製造での学びなどを肌で感じながら働き、良いところを持ち帰って、いい工場管理者として成長していきたいと話します。

 

※所属部署・役職など、記事内に記載の内容は取材時点の情報です。