薬学部を卒業後、インターンシップを経て2020年にブリストル マイヤーズ スクイブ(以下BMS)に入社したOさん。家族に医療従事者が多い環境だったこともあり、幼い時から医療の世界を志していたと話します。
「家族も普段から患者さん中心で責任感が強い人が多く、自然と私もそういうマインドに影響されて育ってきたところがあるのかなと思います。ゆくゆくは自分自身も医療に関わる業界で働きながら、女性としてしっかりとライフイベントも全うしたいという考えもあり、大学は薬学部に進学を決めました」。
医師と併走しながら患者さんの未来を繋ぐ。仕事を通じて社会貢献へと患者さんと近い環境を選択し、薬学部からブリストル マイヤーズ スクイブに就職
A.O. ヘマトロジー・オンコロジー事業部門
薬学部で学んだ知識を活かしながら、主体性を持って働きたいという思いが強かったOさん。社会人になってもしっかり自分自身で何か道を切り開いていけそうだと思ったのが製薬業界でした。大学時代にはBMSでの学生インターンシップも経験。実際に働くことで、BMSの社員の人柄や裏表のない社風に惹かれたと話します。
「特に印象に残っているのは、良いところだけを見せるのではなく、正直にしっかり何でも話してくださる姿勢に良い印象を受けました。私がまだ学生で製薬業界のことをよくわかっていない状況でも、私が思い描く未来や希望を深く聞き取ってくださって。その上で、今の製薬業界の状況や今後の動向を話してくれました。一人ひとりの学生と丁寧にお話ししてくれた社員の皆さんや会社の姿勢を見られたことで、納得感を持って就活することできました」。
入社後はオンコロジー領域のMRとして働き始めたOさん。呼吸器領域や泌尿器領域の専門分野を担当し、日々奮闘していると話します。
「薬学部時代、副作用の発現を予測する研究をしていたのですが、現在の業務の中で、治療の経過や安全情報など具体的な状況を先生と深く会話することができています。しっかり先生方と話し込めることは信頼関係の構築にも繋がるので、学生時代に学んだことや研究が今の仕事にも役立っていると感じます」。
医師や患者さんと誠実に向き合う日々が“原動力”に繋がる
Oさんが従事する仕事は大きく二つあり、一つ目の医療従事者への適正使用の情報提供です。実際に患者さんに薬を投与する際に、BMSが提供できる臨床試験の情報やBMSの医薬品の有効性・安全性を伝えること。二つ目は安全性に関する情報収集。薬を使って副作用が起きた場合、具体的な症状などいついての情報を収集し、収集結果を正確に伝えることが役割だと話します。
「私がMRとして医師と信頼関係を構築する上で重要だと思っていることは、謙虚さ、前向きな姿勢、継続力です。まず、医師とコミュニケーションをとる中で知識面だけでなく、人間性やパーソナルな部分がとても重要だと考えています。その上で謙虚さというのは何年目になっても大切にしたいです。
二つ目に前向きな姿勢ですが、『このMRさんに相談したい、話したい』と思ってもらうために必要な要素です。社内外問わずポジティブな雰囲気で仕事をすることを日々意識しています。最後に継続力ですが、医療情報は日々ものすごいスピード感でアップデートされていくので、新しい臨床試験や論文データを勉強し続ける継続力が不可欠だと思います」。
その努力が実を結び、医師を通して、患者さんに貢献できたと感じられた経験もあります。
「以前、自社製品を使用したことで病状がすごく良くなったという患者さんがいらっしゃいました。担当医師から『この薬を紹介してくれて本当にありがとうございます」』と言われた時、患者さんやご家族の声にも聞こえてすごく感動したことを覚えています。
私の日々の原動力は、医師や患者さんのお役に立てることです。さらに、それが社会貢献に繋がっていることが、仕事をする上でのモチベーションに繋がっています」。
自己実現を後押しする、BMSらしい働き方
MRは日々1人で業務を遂行することが多いが、仲間と助け合う文化が強く、何か困った時に相談しやすい環境があるのはBMSらしさでもあると話すOさん。
「医師の限られた業務時間の中で正確に最新情報を提供する必要があるので、常に何かにアンテナを張りながらスキマ時間にインプットしています。私が知りたい情報を先輩や同僚に伝えておくと、『こういう情報が入ったよ』と優しく教えてくれることもあります。
他にも私の営業部では独自に、1日40分間”自己研鑽の時間”を取る制度があります。私は英語学習に励んでいますが、例えば学びの多かった本や有意義な勉強方法などその時間の使い方をシェアし合うこともあります」。
さらに、BMSらしい働き方として、社員が時間にメリハリを持って働いている印象があるといいます。。ライフイベントへの理解や、有給休暇の取得の制度なども幅広く揃っていて運用されており、ワークライフバランスを取りやすいと感じています。
「充実した会社の制度も活用しながらキャリアアップしていき、結婚や子育ても経験しているようなロールモデルになりたいと思っています。ゆくゆくはピープルマネジメントにも携わりたいです。
目標を着実に叶えながら、これからも医師と良好な関係を築いて患者さんに貢献していきたいと考えています」。
※所属部署・役職など、記事内に記載の内容は取材時点の情報です。