コンサルティング会社から製薬会社へと転職したF。そのきっかけは、一体どのようなものだったのか。
「以前、勤めていた会社でコンタクトレンズユーザーの女子高校生にインタビューをしたら、『コンタクトレンズで私の人生が変わったんです』と話してくださって。その言葉は、今、思い出しても鳥肌が立つほどです。人の人生を変えられるような製品、とりわけ健康に関するものに携わりたいと思うようになり、その後、製薬会社に転職しました」。
以前、勤めていた会社では、他の領域を担当していたが、オンコロジーのマーケティングをやってみたいと思い、ブリストル マイヤーズ スクイブに入社した。
「オンコロジーは大きな領域ですし、がんは、人の生死に関わるってくる病気です。そうした領域に取り組むのは、仕事のやりがいも大きいのではと思って希望しました。ただ、特殊な領域でもあるので、中途採用の場合、大抵の製薬会社では即戦力を求めて経験者が優遇されていました。そんな中でブリストル マイヤーズ スクイブだけが、『やる気とマーケターとしての基本的な能力があり、自分がどのように貢献できるかが大事』と言ってくれたので決めました」。