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プレスリリース

ブリストル マイヤーズ スクイブとCellares社、細胞療法をより多くの患者さんにより早く提供するため、CAR T細胞療法製品の製造に関する世界的な供給能力予約契約を3億8,000万ドルで締結したことを発表

Company Info

2024/04/25

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

※本資料は、ブリストル マイヤーズ スクイブが2024年4月22日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。本プレスリリースに記載されている医薬品情報(本邦未承認情報を含む)は、ブリストル マイヤーズ スクイブに関連する最新情報をステークホルダーの皆様にお知らせするものであり、医薬品のプロモーションや宣伝・広告を目的とするものではありません。

 

ブリストル マイヤーズ スクイブは、臨床および商業規模の優れたCAR T細胞療法製品の製造において、製造規模の拡大と製造期間の改善に向けて、Cellares社独自技術Cell Shuttleを活用します

世界初の統合開発製造機構(IDMO)を掲げるCellares社は、ブリストル マイヤーズ スクイブ専用のCell Shuttleとその全自動・ハイスループットCell Qシステムを米国、欧州、日本のIDMOスマートファクトリーに配備します

この契約により、ブリストル マイヤーズ スクイブの既存のグローバルネットワークである最先端の細胞療法製品製造施設が強化され、機敏性を増すことで、同社のインライン及びパイプラインの加速を目指します

(ニュージャージー州プリンストン、カリフォルニア州サンフランシスコ、2024年4月22日) -- ブリストル マイヤーズ スクイブ(NYSE:BMY/本社:米国プリンストン/CEO:クリス・バーナー)と、臨床および産業規模の細胞治療薬製造に特化した初の統合開発製造機構(IDMO)であるCellares社は、本日、CAR T細胞療法(キメラ高原受容体遺伝子改変自家T細胞療法)創薬に関わる世界的な供給能力予約契約を前払いおよび報奨金支払いにて最大3億8,000万ドルで締結したことを発表しました。本契約の一環として、Cellares社は同社の全自動・ハイスループットの製造プラットフォームであるCell Shuttle™を用いて、ブリストル マイヤーズ スクイブによるCAR T細胞療法製品の製造の一部を最適化、自動化、技術移転します。Cellares社が提供する複数のCell ShuttleとCell Q™システムは全自動・ハイスループットでの品質管理を行うことができ、ブリストル マイヤーズ スクイブの独占的な使用に向けて提供されます。Cell ShuttleとCell Qは、米国、欧州、日本のCellares社のスマートファクトリーに配備されます。

細胞治療薬の製造には、オペレーション上、また技術的に複雑なプロセスが伴うなか、この細胞療法はさまざまな疾患の治療方法を急速に変えつつあり、需要は大幅に増加しています。今回の提携により、ブリストル マイヤーズ スクイブは製造能力強化、生産規模拡大、製造期間の改善につながる可能性のあるプラットフォームを通じて、さまざまな自家および同種細胞療法に対する需要の増大に対応します。これにより、細胞治療薬をより多くの患者さんにより早く届けるというコミットメントを果たすことができます。

ブリストル マイヤーズ スクイブの細胞療法部門責任者であるLynelle B.Hochは、次のように述べています。「Cellares社との契約は、CAR T細胞療法の可能性を最大限に引き出し、革新的な治療をより多くの患者さんにより早く届けるという当社の包括的な戦略を支える一歩です。Cellares社との提携により、当社の細胞療法製品の製造において、世界初となるエンド・ツー・エンドの完全自動化プラットフォームへのアクセスが可能となり、当社のCAR T細胞療法製品の社内製造能力が強化されます。現在そして将来にわたり、こうした差別化された治療への高い需要に確実に応えることができます。」

この契約は、ブリストル マイヤーズ スクイブとCellares社のこれまでの協力関係を拡大するものです。2023年8月、ブリストル マイヤーズ スクイブは、細胞療法への世界的な需要に応えるため、世界初となるIDMOスマートファクトリーの立ち上げに向けたCellares社主導によるシリーズC資金調達に参加しました。同月、ブリストル マイヤーズ スクイブは、Cell Shuttleの自動製造能力を評価するため、Cellares社のTechnology Adoption Partnership(TAP)プログラムに参加しました。

Cellares社のCEO兼共同創業者であるFabian Gerlinghausは、次のように述べています。「ブリストル マイヤーズ スクイブとの今回の契約は、細胞治療への世界的な需要の高まりに対応するため、全自動・ハイスループットのスマートファクトリーにおけるグローバルネットワークを構築するという当社の戦略に沿ったものです。標準化を重視する当社の革新的技術によって、商業規模の製造と世界的な展開がどのように加速していくかが楽しみです。ブリストル マイヤーズ スクイブとの協業と私たちの専門知識の結集は、世界中の患者さんの生命を救う細胞療法へのアクセスを加速させるという私たちの使命をさらに推し進めるものです。」

 

ブリストル マイヤーズ スクイブについて


ブリストル マイヤーズ スクイブは、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルなバイオファーマ製薬企業です。ブリストル マイヤーズ スクイブに関する詳細については、BMS.comをご覧くださるか、LinkedInX(旧Twitter)YouTubeFacebookおよびInstagramをご覧ください。ブリストル マイヤーズ スクイブの細胞治療薬の科学と現在進行中の研究に関する詳細についてはこちらをご覧ください。

 

Cellares社について


Cellares社は、世界初の統合開発製造機構(IDMO)であり、インダストリー4.0のアプローチで21世紀のLiving Drug(生きた薬)を大量生産している企業です。同社は、細胞治療薬製造のための統合技術の開発と運用により、救命のための細胞治療へのアクセスを加速させています。同社のCell Shuttleは、フレキシブルなハイスループット・プラットフォームにおいて、製造プロセス全体に必要なすべての技術を統合し、エンド・ツー・エンドを自動化することによって真のウォークアウェイを実現します。Cell Shuttleは、世界各地のCellares社のスマートファクトリーに配備され、細胞治療薬を必要とする患者さんの総需要を世界規模で対応します。Cellares社との提携により、研究機関、バイオテクノロジー企業、製薬会社は、医薬品開発の加速化、製造規模の拡大、工程不良率の低下、製造コストの削減、世界的な患者需要への対応が可能になります。

Cellares社はカリフォルニア州サウス・サンフランシスコに本社を置き、ニュージャージー州ブリッジウォーターに商業規模のIDMOスマートファクトリーを有しています。世界的な投資家の支援を受け、これまでに3億5,500万ドル以上の資金を調達しています。

Cellares社に関する詳細については、cellares.comをご覧ください。

 

ブリストル マイヤーズ スクイブの将来予測等に関する記述の注意事項


本プレスリリースは、特に医薬品の研究・開発・商業化およびCellares社との契約について、1995年民間有価証券訴訟改正法の趣旨の範疇に含まれる「将来予測に関する記述」を含んでいます。過去の事実に関する記述以外のすべての記述は、将来予測に関する記述であるか、またはかかる記述とみなされる可能性があります。このような将来予測に関する記述は、当社の将来の業績、目標、計画、目的に関する現在の予想および予測に基づくものであり、固有のリスク、仮定、不確実性を伴います。これには、今後数年間において、そのいずれかを遅延、逸脱または変更させる可能性のある内的または外的要因を含み、予測は困難です。また、当社の将来の財務結果、目標、計画および目的が、当該記述に明示的または黙示的に示されたものと大きく異なる可能性があります。これらのリスク、仮定、不確実性およびその他の要因には、特に、ブリストル マイヤーズ スクイブがCellares社との契約から期待される利益および契約に関連する機会を実現できない可能性、または実現に予想以上の時間を要する可能性があることが含まれます。将来予測に関するいかなる記述も保証されるものではありません。本プレスリリースの将来予測に関する記述は、ブリストル マイヤーズ スクイブの事業と市場に影響を与える多くのリスクおよび不確定要素、特にブリストル マイヤーズ スクイブの2023年12月31日に終了した事業年度通期報告書(Form 10-K)、その後の四半期報告書(Form 10-Q)および当期報告書(Form 8-K)など、当社が証券取引委員会に提出した報告書にリスク要因として記されている不確定要素と共に評価されるべきです。本プレスリリースに記載された将来予測等に関する記述は、本プレスリリースの発表日時点での予測であり、準拠法で特段の定めのない限り、ブリストル マイヤーズ スクイブは、新たな知見、今後の出来事等に因るか否かを問わず、一切の将来予測等に関する記述について、公に更新または修正する義務を負うものではありません。