プレスリリース
新型コロナウイルス(COVID-19)に関する対応について
Company Info
2020/03/27
※本資料は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が2020年3月16日に発表した内容の和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます
この度の世界各国における新型コロナウイルスの感染拡大を受け、当社では従業員の安全確保、患者さんへの安定した医薬品提供および社会への支援活動のため、以下の対応を実施しています。
当社では緊急対策チームを立ち上げ、状況を注視するとともに、米国疾病予防管理センター(CDC)および世界保健機関(WHO)の指示に従い、迅速な対応を実施しています。また、感染症の拡大防止および従業員、患者さんならびに関係者の皆様の支援を第一に考えた対応を図っています。
1. 従業員および関係者の皆様の安全確保
当社は、科学的な根拠に基づき、従業員の健康と安全を考慮した対応を実施しています。3月13日から4月1日までは*、在宅勤務が可能な従業員に対しては、在宅勤務を行うよう強く推奨しています。感染が特に拡大している国においては、オフィスの閉鎖も含め、各国の政府の指示に従い対応を行っています。また、出張、出社対応、会議などに関する制限措置を実施しています。 *日本は3月1日から5月6日まで(3月25日時点)
2. 高品質な医薬品の提供を継続
当社は、全世界の製造拠点を常時注視しており、現時点では、新型コロナウイルスによる医薬品供給への影響は想定していません。現在進行中の臨床試験については、保健当局や治験担当医師と協力し、適切な管理を行っています。当社および臨床試験実施機関において試験にご参加いただいた患者さんおよびスタッフの方々の安全を確保するとともに、規制を順守しながらサイエンスを追求していくことを最優先事項として取り組んでいます。
3. 新型コロナウイルスの感染拡大防止策を実施
在宅勤務や会議等の制限措置に加え、一部の地域においては医療機関のスタッフおよび医師との接触を制限していますが、デジタル技術を活用して、医療従事者の皆様への継続的な支援および患者さんの治療、医薬品の提供に努めています。
4. 支援活動への取り組み
新型コロナウイルスにより深刻な影響を受けている地域社会の支援に取り組んでいます。非営利の慈善団体であるブリストル・マイヤーズ スクイブ財団を通じて、各国の支援団体および企業と協力し、地域社会への支援活動に従事していきます。
最後に、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様、および関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。地球市民として、私たちは責任をもって、地域社会の人々の健康を守るために尽力し、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための医薬品を提供するという使命を果たしていきます。ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。
ブリストル・マイヤーズ スクイブ
取締役会会長兼最高経営責任者
ジョバンニ・カフォリオ