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プレスリリース

B型肝炎の患者さんと一般の方向けウェブサイト「肝炎net」をリニューアル
~より多くの方にB型肝炎を理解していただくため、肝臓キャラクター「カンゾーちゃん」を新たに作成~

2011/01/06

ブリストル・マイヤーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:エマニュエル・ブリン、以下、ブリストル・マイヤーズ)は、患者さんと一般の方のためのウェブサイト「肝炎net」(http://www.bkanen.net/)をリニューアルしました。

現在日本では、130~150万人がB型肝炎ウイルスに持続感染していると推定されています。(*1)そのうち、100万人がまだ検査を受けておらず(*2)、自分の感染に気付いていないと言われています。B型肝炎は、早期に発見し肝臓専門医の診断のもと、適切な治療を受けることにより、肝硬変や肝がんへの進展を抑制することができる疾患です。今回のリニューアルでは、特に一般の方々に、B型肝炎という疾患をよりご理解いただくため、デザインとレイアウトを一新し、素早く必要な情報にアクセスできるよう改善し、疾患や検査を受けられる施設の情報などB型肝炎に関する情報を充実させました。

 

<「肝炎net (http://www.bkanen.net/) 」の新しいコンテンツ>


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●個人の状況別に適した情報を提供
「検査を受診したことがない方」、「HBs抗原陽性だった方」、「現在治療中の方」、「過去に感染を指摘された方」を対象に必要な情報をまとめ、それぞれどのようなことに気を付けたらよいか、次に何をしたらよいかなど、疾患、検査、治療などに関する情報を適切にわかりやすく提供しています。また、B型肝炎ウイルスに感染しているかどうかわからない方のために、質問に答えるだけで、感染の可能性を自己診断できる「Kanzo診断」機能も追加し、肝炎ウイルス検査の受診を進めていきます。

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●肝臓のキャラクター「カンゾーちゃん」の活用、ウィジェット機能の追加
B型肝炎に関心のない方にも、より親しみのもてるウェブサイトに一新するため、肝臓のキャラクター「カンゾーちゃん」を作成しました。本キャラクターはウィジェット機能が追加され、ダウンロードし、肝炎netのインターフェイスとしてもお使いいただけます。「カンゾーちゃん」を通じて、肝炎netの更新情報も受信することができます。

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●肝炎ウイルス検査情報やFAQの充実化
無料で肝炎ウイルス検査を実施している医療機関検索に加え、都道府県が無料で行っている保健所などの肝炎ウイルス検査の実施場所を検索できる機能も追加しました。さらに医療費助成制度や治療ガイドラインなどをFAQに追加し、内容を最新の情報にアップデートしました。

B型肝炎について


B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)の感染によって発症する病気で、HBVに感染している人は、日本では現在約130万~150万人と推測されています。B型肝炎はウイルス感染後、約10%が慢性肝炎に進展するといわれています。(*3)慢性肝炎が数年続くと、肝硬変や肝がんに進展する可能性があります。また慢性肝炎発症後に肝硬変を経ずに肝がんに進展したり、急性肝炎から劇症肝炎を発症するなど、病態の経過が多様で、注意が必要な疾患です。

  • (*1)肝臓病診療ゴールデンハンドブック 2007 泉並木 南江堂
  • (*2)日本医事新報 No.4440 2009年5月30日 43-55

 

ブリストル・マイヤーズ株式会社について


ブリストル・マイヤーズ株式会社は、深刻な病気を持つ患者さんを助けるための革新的な医薬品を発見、開発し、提供することを使命とする世界的なバイオ医薬品企業です。詳細については、 http://www.bms.co.jp/ をご覧ください。