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プレスリリース

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社
2007年度第1四半期の業績を発表

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

2007/05/15

 

本資料は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が発表しましたプレスリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。

  • 2006年度の0.36ドルに対し、2007年度第1四半期にGAAPベースで0.35ドルのEPSを記録
  • 2006年度の0.32ドルに対し、2007年度第1四半期に非GAAPベースで0.38ドルのEPSを記録
  • 第1四半期の堅調な業績と予測される税率の低下を反映し、2007年度通年のGAAPベースのEPS見通しを1.24ドル~1.34ドルへ、非GAAPベースのEPS見通しを1.30ドル~1.40ドルへ引き上げ

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(NYSE: BMY/本社: アメリカ・ニューヨーク/CEO: ジェームズ・M・コーネリアス)は、2007年度第1四半期の業績を発表すると共に、通年の利益見通しを引き上げました。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、2007年度第1四半期に、前年同期の47億ドルに対し、45億ドルの純売上高を記録しました。また、米国の一般会計原則(GAAP:Generally Accepted Accounting Principles)に基づき、前年同期の7億1,400万ドル(希薄化後1株当たり0.36ドル)に対し、2007年度第1四半期に6億9,000万ドル(同0.35ドル)の純利益を記録しました。2006年度第1四半期の業績には、ドボネックス(DOVONEXR)資産の売却による2億ドルの税引前利益が含まれます。特定項目を除く非GAAPベースで見た2007年度第1四半期における純利益は、前年同期の6億3,700万ドル(希薄化後1株当たり0.32ドル)に対し、7億4,400万ドル(希薄化後1株当たり0.38ドル)となりました。2007年度第1四半期の業績には、医薬品に対する需要の増加、予想以下の営業費用、および有利な税率(特定の税金問題の有利な解決による税制優遇措置を含む)の影響が反映されています。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社CEOのジェームズ・コーネリアスは、次のように述べています。「第1四半期の堅調な業績は、いくつかの医薬品の需要増などの要素が組み合わさった結果である。プラビックス(PLAVIXR)は、ジェネリック薬の流通在庫が減少し、当社が引き続き市場シェアを回復するにつれて、米国における同製剤の処方数の伸びが加速し、予測より好調な業績を収めた。第1四半期の業績は、主要製品への再投資を行い、また通年の利益見通しをGAAPベースで0.12ドル、非GAAPベースで0.10ドル引き上げることを可能にするものだ」

 

新製品とパイプラインの進展


4月26日、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が創薬し、さまざまな静脈・動脈血栓症の予防と治療に関して試験を進めている抗凝固薬アピキサバンの開発・商品化でファイザー社と全世界的に提携すると発表しました。アピキサバンに関する合意条件には、ファイザー社からブリストル・マイヤーズ スクイブ社への2億5,000万ドルの前払い金が含まれます。また2007年1月1日以降に発生する開発費用については、全体の60%をファイザー社が負担し、残りの40%をブリストル・マイヤーズ スクイブ社が負担します。さらに開発・薬事マイルストーンに基づき、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は最高7億5,000万ドルの追加支払いを受けます。両社は、アピキサバンの開発・マーケティング戦略を共同で策定し、世界的な商品化の費用と損益を共同で負担します。別の合意において、両社は、ファイザー社の創薬プログラムの研究・開発・商品化に関しても提携する予定です。このプログラムには、肥満や糖尿病を含む代謝障害の治療に適応される可能性がある、段階の進んだ前臨床化合物が含まれます。この代謝障害プログラムのすべての研究活動と初期段階の開発活動は、ファイザー社が責任を負い、第Ⅲ相の開発活動と商品化活動は両社が共同で進めます。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社はこの合意の一環として5,000万ドルの前払い金をファイザー社に支払います。両社は、損益に加え、すべての開発・商品化の費用も6:4の比率に基づいて分担します。費用と損益のいずれについても、ファイザー社のほうが大きな割合を引き受けます。

3月22日、欧州医薬品審査庁(EMEA:European Medicines Agency)の医薬品委員会(CHMP:Committee for Medicinal Products for Human Use)は、ヨーロッパにおける関節リウマチ(RA: rheumatoid arthritis)治療用としてのオレンシア(ORENCIAR)の申請に関し、肯定的意見を示しました。

4月25日、米国食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)は、関節リウマチ治療における重要な項目である関節の構造的損傷の進行に関して、オレンシアの効能・効果の追加を承認したと発表しました。これにより、メトトレキサートや腫瘍壊死因子拮抗剤など、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD: disease-modifying anti-rheumatic drugs)に対する反応が十分に得られなかった、中等度から重度までの関節リウマチの成人患者における関節の構造的損傷の進行を、「遅らせる」から「抑制する」へと適応症が強化されました。

4月18日、FDAの心腎臓疾患諮問委員会(Cardio-Renal Advisory Committee)は、高血圧の初回療法というアバライド(AVALIDER)の新たな適応の承認勧告を全会一致で決定しました。アバライドは、イルベサルタンとヒドロクロロチアジドの固定用量の合剤であり、現在は、単独療法で血圧を管理できない高血圧患者向けの高血圧治療薬として承認されています。このアバライドの新たな適応が承認されれば、単独療法で目標血圧を達成できる見込みがない患者における高血圧の第一選択治療剤となります。

2月5日、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とイムクロン社は、進行性結腸直腸がんの治療薬としてアービタックス(ERBITUXR)の申請を日本の医薬品医療機器総合機構に対して行ったと発表しました。この日本での申請は、転移性結腸直腸がん患者におけるアービタックスの効果及び安全性を確認するためにヨーロッパと日本で実施された試験の結果に基づいて行われたもので、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社、イムクロン社、メルクKgaA(ドイツ・ダルムシュタット)の開発提携の結果です。

2月に、バラクルード(BARACLUDER)がB型肝炎の第一選択治療オプションとして米国肝臓学会(AASLD:American Association for the Study of Liver Diseases)の治療ガイドラインに追加されました。バラクルードは、第1四半期に、イタリアを含む主要なヨーロッパ市場でも承認され、保険適用を取得しました。

スプリセル(SPRYCELR)は、第1四半期にアイルランド、ノルウェー、スウェーデン、ギリシャを含むヨーロッパ市場でも承認・保険適用を取得し、またカナダとニュージーランドでも承認されました。

 

第1四半期の業績


  • 第1四半期の純売上高は、前年同期から4%減の45億ドルとなりました。米国の純売上高は前年比で5%減の25億ドルとなりましたが、米国外純売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期と同等の20億ドルとなりました。
  • 第1四半期の純売上高に占める売上原価の割合は、前年同期の31.6%から31.1%に低下しました。これは、今年度の資産減損および加速償却の減少と高利益率製品の売り上げの増加が、2,400万ドルの特定費用(前年同期はマーケティング費・販売費・一般管理費として計上)により一部相殺されたことなどの結果です。
  • 第1四半期のマーケティング費・販売費・一般管理費は、前述した2006年度の分類による2%の減少、プラバコール(PRAVACHOLR)の費用減少、米国における販売費の減少を含め、前年同期から6%減の12億ドルとなりました。
  • 第1四半期の広告販促費は、医薬品事業部の支出が減少したことなどにより、前年同期の2億9,500万ドルから9%減の2億6,900万ドルとなりました。
  • 第1四半期の研究開発費は、前年同期の7億5,000万ドルから8%増の8億700万ドルとなりました。この増加は、ライセンスの前払い金の増加、後期段階にある化合物への継続的な投資(サクサグリプチン(saxagliptin)とダパグリフロジン(dapagliflozin)に関連した提携パートナーの共同開発費用の負担により一部相殺)などを反映したものです。

 

法人所得税


第1四半期の利益(少数持分と税金控除前)に対する実効税率は、前年同期の27.5%に対し、9.4%となりました。第1四半期の実効税率には、特定の税金問題の有利な解決による税制優遇措置(前年度の特定項目に関連した3,900万ドルの優遇措置を含む)の1億500万ドルが含まれます。

 

特定項目


ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、2007年度と2006年度第1四半期に、業績の比較可能性に影響を及ぼした所得と経費の特定項目を計上しました。

2007年度の税引前特定項目(少数株主持分控除前)には以下が含まれます。

  • 前払い金、8,000万ドル
  • 世界的な経営スリム化・合理化、加速償却などに関連した費用、5,300万ドル

さらに、前年度の特定項目に対する税金の推定額変更を反映し、3,900万ドルの利益が確認されました。

2006年度の税引前特定項目には以下が含まれます。

  • 資産減損、加速償却、世界的な経営のスリム化・合理化などに関連した費用、5,100万ドル
  • 商事訴訟関連の費用、4,000万ドル
  • 前払い金、1,800万ドル
  • 乾癬治療用の製品であるドボネックスに関連した資産売却益、2億ドル
  • 以前に解決した訴訟関連の保険還付からの収入、2,100万ドル

特定項目の詳細については、オリジナル英文プレスリリースの付録を参照ください。これらの非GAAP値を、特定項目を含めたGAAP値に合わせて調整した詳細は、当社のウェブサイト(www.bms.com<米国本社のウェブサイト(英語)>)の補足資料に記載されています。

 

医薬品事業部


第1四半期における医薬品事業部の世界売上高は、2%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期比7%減の35億ドルとなりました。

第1四半期における医薬品事業部の米国売上高は、前年同期比6%減の19億ドルとなりました。これは、プラバコールの特許権満了とプラビックスの売上高減などによるものですが、その他の主要製品の継続的な成長と最近の製品であるオレンシアおよびスプリセルの売上により一部相殺されました。米国医薬品事業部により販売される主力医薬品の米国卸売業者の推定在庫水準は、第1四半期末時点で、全体として2.5週間弱となりました。

第1四半期における医薬品事業部の米国外売上高は、4%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期比7%減の15億ドルとなりました。売上高減は、レイアタッツ(REYATAZR)、バラクルード、エビリファイ(ABILIFYR)、スプリセルの売上高増により一部相殺されたものの、ジェネリック薬との競合激化により、プラバコールとタキソール(TAXOLR)の売上高が減少したためです。当社が報告した米国外売上高には、提携パートナーのサノフィ・アベンティス社により報告された、共同販促によるプラビックスとアバプロ(AVAPROR)/アバライドの売上高は含まれていません。これらの製品は、前年同期と同様、2007年度第1四半期においても成長を達成しました。

 

各製品の売上高


  • サノフィ・アベンティス社との提携による抗血小板用薬プラビックスの第1四半期の売上高は、1%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の9億8,600万ドルから5%減の9億3,800万ドルとなりました。第1四半期におけるプラビックスの米国売上高は、前年同期の8億5,000万ドルから7%減の7億8,700万ドルとなりました。これは、流通チャンネルにおけるブランド製品のプラビックスの在庫補充により一部相殺されたものの、流通しているジェネリック版硫酸クロピドグレル販売の影響によるものです。流通チャンネルのジェネリック版硫酸クロピドグレルの在庫が減少した結果、2007年度第1四半期におけるプラビックスの米国の純売上高は、前四半期の3億4,300万ドルから129%増加しました。当社では、ジェネリック版硫酸クロピドグレルのリスクを冒した発売により2007年度第1四半期に生じたマイナス影響を3億ドルから3億5,000万ドルの範囲と見積もっています。2007年度第1四半期の米国での推定総処方需要は、硫酸クロピドグレル(ブランド製品およびジェネリック製品)については前年度期比で18%増加しましたが、ブランド製品のプラビックスについては28%減少しました。
  • 同じくサノフィ・アベンティスとの提携に含まれる高血圧治療用のアンジオテンシンII受容体拮抗剤アバプロ/アバライドの売上高は、2%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の2億3,300万ドルから16%増の2億7,000万ドルとなりました。2007年度第1四半期における米国売上高は、平均販売価格の上昇などを受け、前年同期の1億3,900万ドルから17%増の1億6,300万ドルとなりました。米国の推定総処方需要は、前年比で約1%減少しました。また米国外売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の9,400万ドルから14%増の1億700万ドルとなりました。
  • 統合失調症、急性躁病、および双極障害の治療に使用される抗精神病薬エビリファイの総売上高は、2%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の2億8,300万ドルから29%増の3億6,600万ドルとなりました。第1四半期における米国売上高は、需要の増加と平均正味販売価格の上昇などを受け、前年同期の2億3,100万ドルから27%増の2億9,300万ドルとなりました。米国の推定総処方需要は、前年同期比で約14%伸長しました。米国外売上高は引き続き伸長し、第1四半期には、10%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の5,200万ドルから40%増の7,300万ドルとなりました。エビリファイの総売上高は、大塚製薬と共同販促している諸国の純売上高に当社が占める65%のシェアを反映した提携売上高などから構成されます。
  • 第1四半期におけるヒト免疫不全ウイルス(HIV)治療用のプロテアーゼ阻害剤レイアタッツの売上高は、3%の為替変動のプラス効果を含めて、前年同期の2億700万ドルから27%増の2億6,300万ドルとなりました。第1四半期における米国売上高は、需要の増加などを受け、前年同期の1億1,900万ドルから20%増の1億4,300万ドルとなりました。米国の推定総処方需要は、前年比で約17%伸長しました。また米国外売上高は、ヨーロッパ、中南米、カナダにおける需要拡大などにより、7%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の8,800万ドルから36%増の1億2,000万ドルとなりました。
  • 米国内でのみ販売されているアービタックスの2007年度第1四半期における売上高は、頭頚部がんの治療用としての需要拡大などにより、前年同期の1億3,800万ドルから16%増の1億6,000万ドルとなりました。アービタックスの純売上高は、結腸・直腸がん市場での競合が激化したことにより、前四半期から4%減少しました。アービタックスは、イムクロン・システムズ社との販売・共同販促契約のもとで、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が販売しています。
  • 第1四半期におけるHIV治療用の非核酸系逆転写酵素阻害剤サスティバ・フランチャイズの総売上高は、4%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の1億7,500万ドルから29%増の2億2,600万ドルとなりました。米国の推定総処方件数は、前年比で約25%伸長しました。サスティバ・フランチャイズの総売上高には、サスティバの売上高に加え、ギリアド・サイエンシズ社との合弁会社を通じて販売される混合薬アトリプラ(ATRIPLAR)に含有されるエファビレンツからの売上高も含まれます。
  • 第1四半期における慢性B型肝炎治療用の経口抗ウイルス剤バラクルードの売上高は、同製品が国際市場で商品化され、米国で成長を続けた結果、前年同期の1,100万ドルから4,500万ドルに増加しました。
  • 第1四半期における中等度から重度までの関節リウマチを患う成人患者に適応される融合タンパク質オレンシアの売上高は、前年同期の500万ドルから4,100万ドルに増加しました。オレンシアは、2006年2月に米国で、2006年8月にカナダで発売されました。
  • 第1四半期における複数のチロシンキナーゼに対する経口阻害剤スプリセルの売上高は、前四半期の1,400万ドルに対し、2,100万ドルとなりました。スプリセルは、米国では2006年7月に、一部のヨーロッパ市場では2006年度第4四半期から発売されました。
  • 第1四半期におけるHMGCo-A還元酵素阻害剤プラバコールの売上高は、米国で2006年4月に特許権が満了したことにより競合が激化し、また、2006年7月に特許権が満了したフランスを含むヨーロッパの主要市場でもジェネリック製品との競合が激化したことにより、1%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の5億3,600万ドルから75%減の1億3,500万ドルとなりました。
  • 第1四半期における抗がん剤タキソールの売上高は、ヨーロッパでのジェネリック薬との競合激化と、2006年度第3四半期における日本でのジェネリック薬発売などを受け、1%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の1億4,700万ドルから24%減の1億1,100万ドルとなりました。この抗がん剤は、主に米国外の市場で販売されています。

 

ヘルスケア・グループ


第1四半期におけるヘルスケア・グループの連結売上高は、前年同期比4%増の10億ドルとなりました。

 

栄養食品事業部


  • 第1四半期における栄養食品事業部の世界売上高は、2%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の5億6,500万ドルから7%増の6億600万ドルとなりました。米国での売上高は、主力乳児用ミルクのエンファミル(ENFAMILR)の売上高増などにより、11%増の2億7,400万ドルとなりました。また米国外売上高は、3%の為替変動のプラス効果を含め、4%増の3億3,200万ドルとなりました。

 

その他のヘルスケア事業部


  • 第1四半期におけるコンバテックの世界売上高は、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の2億3,000万ドルから10%増の2億5,400万ドルとなりました。創傷被覆材の売上高は、アクアセル(AQUACELR)・フランチャイズの継続的な成長により、5%の為替変動のプラス効果を含め、前年同期の9,800万ドルから9%増の1億700万ドルとなりました。
  • 第1四半期におけるメディカル・イメージングの世界売上高は、2006年度にテクニチウムTc99mジェネレーターの売上高が増加したことに加え、米国での平均販売価格の低下に伴いカーディオライト(CARDIOLITER)の売上高が4%減少したことにより、前年同期の1億8,100万ドルから12%減の1億5,900万ドルとなりました。

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